travel

 

こちらは私の独断と偏見による「まちあるき」を提案するページです。

第一回

「京都~いいかおりのする道ゆき~」

 

珈琲・食事・器・和菓子・観光をちりばめた行程になります。

①インクライン

地下鉄東西線「蹴上駅」から始まる行程となります。

蹴上駅を降りると、まず見えるのが「インクライン」です。

インクラインとは傾斜鉄道とも呼ばれ、運河や山腹など、傾斜となった路面で貨物を運搬するためのレールや機械を指します。このインクラインは琵琶湖疏水工事に際し、水力発電を利用した舟を運ぶための鉄道でした。

今では、桜並木がきれいな路線内をのんびりと歩くことができます。

スタンドバイミーっぽいぞ、と思いレールの上を歩いたら足をひねりました。

調子に乗るとこうなります。

人知れず、この旅の先を思い遣りました。

②うつわや あ花音

インクラインを過ぎ、南禅寺に向かう通りにお店を構えるのがあ花音さんです。

季節感が感じられる企画展・常設展示が行われ、素敵なうつわたちが店内を彩っています。

色と質感に惹かれて、福岡彩子さんのカップとソーサーを購入いたしました。

口当たりの良いカップでいただく珈琲は格別です。

 

③南禅寺

南禅寺は日本最初の勅願禅寺であり、京都五山および鎌倉五山の上におかれる別格扱いの寺院で、日本の全ての禅寺のなかで最も高い格式をもつそうです。

僕は京都に訪れる際には必ず出向きます。

水路閣の風情を感じたり、金地院の石庭でのんびりするひとときは時間を忘れさせてくれます。

足の痛みさえも。

④禅林寺(永観堂)

永観堂はみかえり阿弥陀で有名なお寺です。

みかえり阿弥陀の姿は

「自分よりおくれる者たちを待つ姿勢。」
「自分自身の位置をかえりみる姿勢。」
「愛や情けをかける姿勢。」
「思いやり深く周囲をみつめる姿勢。」

「衆生とともに正しく前へ進むためのリーダーの把握のふりむき。」

をあらわしています。

 

すべて自分に足りないものです。

30秒ほど背筋がピンと伸びた気がします。

 

また、永観堂には三鈷の松という貴重な松があり、葉先が三つに分かれているのが特徴です。その古木の意味するところは、智慧・慈悲・まごころであるとされます。

三鈷の松の松葉を持っていると、三つの福を授かると言い伝えられます。

これもすべて自分の足りないものなので、今は財布の中に入れていますが、邪魔でしょうがありません。

入口すぐの小さな売店にて、三鈷の松の葉が無料で配布されています。 

お店に入るやいなや、店員さんが僕の卑しい性格を見透かしたのか、「一つだけだよ。」と忠告をされました。

⑤仙太郎
哲学の道の中頃に、老舗の和菓子店「仙太郎」さんがあります。

七穀ぼた餅と、黒豆のお茶をいただきました。

少し歩きつかれたところで、ゆっくりと休憩することができました。

黒豆大福とお抹茶も美味しそうだったなあ。

哲学の道

哲学の道を歩きながら、あれこれ思案しているとたくさんの猫たちに出会いました。

陽を一身にうけながら、眠たそうに伸びをしている猫さんを、こっそり撮らせてもらいました。

ちせ
哲学の道を出て、白川通りを北に向かって歩くとこのお店があります。

実は3度目の訪問です。

ちせさんでは、甘さ控えめでパッケージの素敵なtora jamや、美味しいパン、紅茶・珈琲、陶器、雑貨などを購入できます。

tora jam、スパイシー紅茶を購入しました。

⑧ガケ書房

建物から車が飛び出してる・・・!?

初見はびっくりしました。ガケ書房は一般の書店とは品物のセレクションが全然違います。その一つ一つの本との出会いは、好奇心を大きくくすぐられます。

今では建物から車が飛び出しているのではなく、このお店の全てが「ガケ車」のトランクの中に詰め込まれているのだなと感じるようになりました^^

(以前、ガケ車の横で、小さなオープンカフェが開かれたことがあるようです。オオヤコーヒの珈琲や、美味しいお菓子が振舞われたみたいです。)

ここからしばらく歩きます・・・

 

すこし来た道をもどり、今出川通りを西に折れます。

 

しばらく道なりに歩いていると、鴨川が賀茂川と高野川に分かれる分岐点が見えてきます。
ややこしいですね。

 

僕はここからの眺めが大好きです。

高野川の先に目をやっては、恵文社や、好きなカフェつばめさんの事を考え、

賀茂川の先に目をやっては、京都で最も古い神社の上賀茂神社を思い、

鴨川の先に目をやっては、京都の中心部の賑わいを想像する。

 

そうして、ふと我に返ると川ではのんびりと鴨が泳いでいます。

散歩をするにはとてもいい場所だと思います◎

⑨カフェ工船

今回の京都旅の大きな目的地です。

焙煎家のオオヤミノルさんの珈琲豆に、瀬戸更紗さんの丁寧なドリップ。

ずっと訪問したかったお店です。

店内は芳しい珈琲の香りに包まれ、食器や書籍、珈琲器具が整然と並んでいます。

 

まず、世界地図が描かれたボードの上から豆の産地を選びます。

そうすると、「こってり、あっさりどちらが好きですか」と聞かれます。

好みに合わせて一杯一杯丁寧に淹れてくれるのです。

 

こってりを注文。

 

ネルドリップで抽出された珈琲を一口飲むと・・・

あまい!!!!

うまいぞ!!!

おいしい おいしい。

瀬戸さんのドリップは言わずもがなですが、

オオヤさんの焙煎は、豆の酸味が甘味に変わるぎりぎりのところを熟知しているのだなあと感じました。

 

帰りにはオオヤコーヒ焙煎所のネルドリッパーを購入しました。

これでネルドリップの特訓です◎

⑩antique & craft やっほ

うつわの展示をしているお店を発見。

店内では、沖縄の陶芸家 八木由美子さんの展示が行われていました。普段はアンティークの家具が並びます。

この日は、八木さん本人が珈琲を淹れる企画があり、とても興味深かったのですが、八木さんに「カフェ工船さんで飲んできてしまいました。」と伝えると、「それが正解です。」とおっしゃって、お互いばくしょうしました。僕らは、ばくしょうしたのです。

 

八木さんのうつわはとても優しい色合いでした。

縞模様のカップと、シュガーポットを購入しました。

素敵な出会いに感謝。シェイシェイ。

⑪出町ふたば

みなさん、和菓子ですよ。

もうすぐ感動のフィナーレですので、あと少しの間お付き合いくださいね。

 

ここの名代豆餅が食べたかったんです。

お店の前にはたくさんのお客さんが並んでいますが、お店の方の名人芸のような手際のよさで、すぐに注文することができました。

感動のフィナーレです。

 

芸術でしょう、この豆餅。

このまま手のひらに乗せながら、しばらく京の都を闊歩したいくらいです。

すれ違う人も振り向くはずです。(変な意味で)笑

 

美白・もち肌。

先ほど通り過ぎた鴨川の分岐点で腰をおろし、食みました。 

おいしい。

 

感動のフィナーレでした。

 

 

・・・京都を歩いていると、たくさんの名所があるので長く歩いていても、疲れを忘れるほど楽しめるなあと感じます。

そして宿に着くと、思い出したようにどっと疲れがやってきて、今度は頭を使って一日を振り返るのです。そしてお酒をのんで、ほとんどの事を忘れます^^

 

みなさま、最後までお付き合いいただきありがとうございました。

では、また逢う日まで。